最近、子供が学習するMOTIVATIONってなんだろう?と考えたりしていました。
そんな折に長男からある提案が・・・。
長男 「漢検に合格したら○○○○○を買って欲しい。」
私 「え!? なんで? そういうのパパはあまり好きじゃないんだよね。」
長男 「だって、○○○○○を持っている友達もいるし、欲しいんだ。 頑張るんだし、いいでしょ?」
私 「・・・・。 少し考えさせて。 お母さんとも相談するから。」
そんな会話で終わり、私も色々と考えました。
○○○○○で遊びたいと思うのも2年生のうちだと思われるし、ゲーム機と違って中毒性も低くて実害は少ない。
値段も高くないし、買ってあげることに問題は無いように思えます。
あとは、学習するMOTIVATIONに問題が有るか無いかになります。
次の日に考えた結果を長男に伝えました。
私 「○○○○○を買うのはいいよ。 ただ、次の漢検は6月にあるから、そんな遅い時期に手に入れても流行が終わっているんじゃないの?」
長男 「確かに・・・。3年生になったらみんなもやってないかも。」
私 「じゃあ、漢検に合格じゃなくて、一行計算問題集と算数のグレードアップ問題集3年を全部終わらせたら買うってことにしたら?」
長男 「分かった。それでいいよ。」
ということで、交渉が成立しました(笑)
一行計算問題集は残り30ページ程度、グレードアップ問題集は残り3分の1なので無理難題というわけではなく、長男も条件を飲んだんだと思います。
本来は「学習(勉強)はしなきゃいけないんだ。 勉強は楽しいんだ。」と息子が思うように、親が努力をしないといけないとも思いました。
しかし、それには「勉強をすると、こんな楽しい/素晴らしい将来が待っているんだ」と切々と息子に話す必要があるわけです。
こういった一種の洗脳にも似たことをするのを、私は躊躇してしまいます。(妻がそういうのを凄く嫌っており、ある意味、似たもの夫婦かもしれません。)
それよりも、学校/学祭見学をすることで「あの学校に行ってみたい。 カッコイイ!」という根拠の無い理由でMOTIVATIONを生むほうが健全ではないのかとも思いました。
後から考えれば、私の中学受験/大学受験だって根拠の無い理由でしたから。
今回、欲しいものを買ってもらうために学習するというスタンスに少しひっかかっています。
しかし、「自分の(目的を達成する)ために学習する」のだから、「親のために(親が喜ぶから)学習する」というよりはマシかなと納得しました。
今日の朝は「算数するからパパ見て」と言ってきましたが、今後どうなることやら。